2級15.6% 3級44.3%
はやいもので、もう8月中旬です。気が付いたら商工会議所から149回簿記検定試験の結果、全国平均合格率が発表になっていました。結果は、簿記3級 44.3%。簿記2級はなんと15.6%でした。
簿記3級は解きやすい問題だったので、50%台いくかな?と思ったんですが44.3%でしたね。3級は最近合格率40%以上を保っているので、次回もそんなに難しくならないことを祈っています。
簿記2級は難しかったので、149回の合格率は低いだろうなと思っていたら10%台でしたね。2級の合格率はアップダウンが激しいので、次回は30%台とか期待したいですね!なるべく解きやすい問題出てこい!って思います。
ちなみに1級は13.4%でした。
過去10回分 簿記3級合格率
過去10回分の簿記3級合格率を確認しておきましょう。
過去10回の平均合格率は、41.7%です。
141回、142回が20%台ですが、最近はおおむね安定しています。
149回 | 44.3% |
148回 | 48.9% |
147回 | 40.3% |
146回 | 51.0% |
145回 | 47.3% |
144回 | 45.1% |
143回 | 34.2% |
142回 | 26.6% |
141回 | 26.1% |
140回 | 52.7% |
ちなみに149回簿記3級の内容は
第1問 仕訳
第2問 勘定記入
第3問 合計残高試算表
第4問 語句記入(選択)
第5問 財務諸表(損益計算書、貸借対照表)でした。
次回150回に向けて、試算表、精算表、財務諸表をマスターしておきましょう。
過去10回分 簿記2級合格率
簿記2級の合格率です。アップダウンが激しいですね。
波のように合格率が推移しているのが分かります。過去10回の平均合格率は、23.9%です。
149回は15.6%と合格率低いので、次回11月の150回は若干合格率が高めになってくれると嬉しいですよね。149回が合格率が低い原因は第2問目の外貨建取引と第3問目の本支店会計だと思います。
149回 | 15.6% |
148回 | 29.4% |
147回 | 21.2% |
146回 | 47.5% |
145回 | 25.0% |
144回 | 13.4% |
143回 | 25.8% |
142回 | 14.8% |
141回 | 11.8% |
140回 | 34.5% |
149回簿記2級の内容は、
第1問 仕訳
第2問 外貨建取引
第3問 本支店会計
第4問 直接原価計算
第5問 工程別総合原価計算 でした。
商業簿記は、資料の読み取りなどにかなり時間を取られる問題でした。
次の11月に簿記2級を受験予定の方は、この149回の第2問目と、第3問目は早めに解いてみてください。
まったく同じ問題が出る可能性は少ないですが、類似問題が出題されるということもあります。
工業簿記については、いつもとそんなに難易度は変わらずごく一般的な問題でした。
やっぱり簿記2級は、工業簿記で確実に点を取りたいですね。
商業簿記は難しくできているので、部分点を狙っていきましょう。
今度は、連結会計、財務諸表はしっかりとチェックしておきたいです。
第3問目は、財務諸表、連結会計、精算表、といったところでしょうか。
今回、本支店会計が出題されているので次回は財務諸表か、連結かと思っています。
次の簿記検定試験は11月です。試験まで100日を切っています。
簿記2級取得を目指す方は、なるべく早く勉強をはじめましょう。